2008-07-16

経営の未来

経営の未来経営の未来
ゲイリー ハメル

日本経済新聞出版社 2008-02-16
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従来のトップダウンの経営管理によって社員を会社の歯車のように扱い管理するのではなく、
社員全員によるボトムアップ式の経営管理方法を、グーグル、W・L・ゴア、ホールフーズ、IBMなどの企業の事例を取り上げて示唆してくれています。

本当にすごく衝撃を受けました。
自社でも新規事業を行うためイノベーションが課題になっていたのでとても参考になりました。

実践したいと思ったのは3つ。
 ・イノベーションをすべての社員の仕事にする
 ・会社の意思決定にすべての社員が参加できるようにする
 ・社内にアイデアの市場を築く

中でも「社内にアイデアの市場を築く」というライトソリューションズの方法はとても面白いと思いました。
多くの会社では社員が一つのアイデアを会社に提案(会社から開発資金を得ようとする)する場合、
会社からは「確実な利益予測」を求められられます。
斬新なアイデアであればあるほどそんな利益予測ができるわけもないのに・・・です。
確かに短期的な利益を求めれば当然かもしれませんが、社員から斬新なアイデアを吸い上げれなくなるのも当然な気がします。

それに対して、ライトソリューションズは社内に「アイデアの市場」を築くことで
社員が「自由に」アイデアを出し、
社員がそのアイデアを評価(投資)し、
多くの評価を得たアイデア(ライトソリューションズではTOP20のアイデア)に対して会社が開発資金を出す。
そして、そのアイデアが実現して利益を上げたときは、開発に携わった社員に対して利益を還元する。
という社内プロセスを築きました。

どちらのやり方が社員が積極的にアイデアを出すようになるかは誰の目にも明らかですよね。

自社でもぜひ取り入れたい!

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